翻訳者の資質
翻訳者に必要な能力とは
- 英語力
「英語が得意だから翻訳でも」と考える人がいるが、実際には必要な力の1つでしかありません。
- 日本語力
英語の表現に引きずられず、読み取った内容を日本語で書き起こす力が必要です。
- ドメインの知識
詳しい知識のない分野のものは、日本語で書かれていてさえ完全に理解することは困難です。
もちろん、その内容を人に伝えることはできません。
- 一人で黙々と緻密な作業をする力
孤独に原文と対峙する、集中力と時間を要する仕事です。
- 他人と協調する力
短納期・大量のローカライズをこなすには複数人での作業が必要です。
知らない多数の翻訳者と整合性をとって作業することになります。
- プロとして仕事をするという意識
家で片手間にできる安易な仕事ではありません。
翻訳とは華やか/楽しいものではなく、縁の下の力持ち
ただし、"会社員生活に疲れたので家でできそうな仕事を"、"専業主婦を脱して得意の英語で" という意識で入ってくる人が多いのも事実です。
そういう人を排除し、プロ集団を作り上げたのがGlobeeの翻訳チームです。
翻訳者とはエンドユーザーとのインターフェイス
製品を使うにも理解するにも、翻訳(UIやマニュアル)を通すことになります。
ローカライズ製品へのなじみやすさは翻訳が左右します。
用語ひとつを取っても、カタカナに置き換えるのが一番分かりやすいのか、もっと適切な日本語はないのかを検討し、提案するのも翻訳者の役割です。